hapax

2012年10月16日火曜日

dreaming dangerously

















2011年とは何だったか。
アラブの春夏秋冬、OWS、ロンドン都市暴動。
ノルウェーのアンネシュ・ブレイビクによる連続テロ。
そして福島原発事故と反原発・反放射能のはじまり=再開。
ジジェクによれば2011年は「The year of dreaming dangerously」である。
2011年は危険な夢をみている、われわれの現在のうえに横臥しつつ。

夢からの覚醒は幻想であり、夢のなかにこそ覚醒がある。
なぜならそれがトラウマにも似た決定的な切断であるがゆえに、
なぜならそれが過去ではなく未来のしるしであるがゆえに、
われわれの新たな政治的リアリティはこの2011年のうちに占われるだろう。


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