hapax

2012年9月12日水曜日

オキュパイ一周年によせて



じつは原発を止めるのは簡単である。
現場の人間が停止動作を行えばよいだけだからだ。
国家政治の判断など俟たなくてもよい。
たとえば、官邸前の20万人が大飯原発のエンジニアたちに会いに行ってこう言う。

「原発を止めてくれ。」
「あなたたちの身の安全はわれわれが絶対に守る。」

装置にはそれを操作するエンジニアがかならずいる。
そのエンジニアに装置停止の決断をしてもらえばいい。
ウンコみたいなメタ=アイヒマン(官邸)に原発停止をお願いするよりも、
アイヒマンに直接お願いしたほうが話ははやい。

「やつらの世界をブロックせよ、
われわれの世界をときはなち、やつらにけしかけよ。」
オキュパイのあるバナーはこう告げる。
じっさい、われわれの世界はつながれた犬のようである。
くさりは政治である。

政治を切断せよ。
反=政治の犬をときはなて。
政治の名のもとに、いつまでわれわれは無力を装わねばならないのか。
社会の名のもとに、いつまでわれわれはかしこいふりをし続けるのか。

われわれの実力をときはなて。


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