砂田明による詩「起ちなはれ」全文は
ここを参照。
公害。 権力とわれわれの生がぶつかるその結節を公害と呼ぼう。
ある日ある場所で知らぬ間に権力の毒と出会う。毒は資本主義の身体である。
ある日ある場所でたまたま王の身体にふれ、処刑された「汚名に塗れた人々」のように、
われわれは理由なきまま資本主義の身体にふれ、生を短命化させられる。生を絶たれる。
生が権力と出会うのはもはや工場や管理社会のみではない。
生の権力にたいする闘争は「公害戦争」(砂田明)として決定的なかたちをなす。
公害戦争の後方に守るべき生がひかえているのではない。
公害戦争こそがわれわれの生の形式であり、生のシンジケートである。
われわれ人間=反資本主義者の「さいごの戦争」である。
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