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2012年8月11日土曜日

teengenerate以降のバンドについて

teengenerate以降のパンクバンドについて

前回の記事では、やたら固有名詞を連呼しているだけのようで反省。
さて、teengenerate以降のバンド、ということだが、どうも最近酒の飲み過ぎ(もともと弱い)で、脳みそが小さくなって色々だめなのでなんとかまだ思い出せるうちに。
teengenerateは後追いなので、たまにイヴェントとかで演る再結成のときしか見たことがない。しかしユーチューブやライブ盤で聴けるそれは、いつ聴いても衝撃(shock!!)以外のなにものでもなく、それはまあ、すごい。しっかりとしたパンク、ガレージパンクがとにかく矢継ぎ早に、めちゃくちゃテンポ早く演奏される様は圧巻。すごすぎる。バケモノだ。teengenerateの持っていた、熱、が、その後のバンド達に受け継がれていったと思う。teengenerateは7inch出しまくって、95年年末?にあっさり解散。その活動に前後して出てくるregistratorsは、極初期の、bumにも通じるpop punk〜メロディック(set me freeはスナッフィースマイルから!)、1stアルバムのキラーパンク(アメリカのリップオフスとも共通する流れ)、2ndのパワーポップの感覚とハードパンク、3rdからはパンクロックを進化させたようなギターロックをやりつつ、レコーディングの概念をあっさり塗り替えるような音源を連発。ことばにしてみると安っぽいけど、これは書いてる文章がだめなだけで、ほんとうにregistratorsはすごい。brightlinerを経て今はsmallspeakerですが、なんにもブレてない。ぜんぶ正しい。奇跡みたいな音楽です。そのregistratorsが始めたライブの企画でクロロフォルムというのがあって、やはり後追いなんだけど、それに関わったバンドや関係者の証言を読むと、やはり尋常ではない、熱、が発生していたようだ。西暦2000年頃にようやくそれを体感するのだが、やはり、熱以外のなにものでもない。ad viceというコンピがそれをあらわしている。
それに参加しているバンドは5つ。
Firestarterは元teengenerateのバンドで、よりパワーポップやソリッドなパンクロックで、普遍です。最初みたときとにかくおっそろしくて、ひとのひとりやふたり普通に殺してると思った。怖かった。
インティメイトファグスはアメリカンな感じもある、ねじれた感じのパンクバンドで、そこまで熱心においかけていたわけではないが、ああいう感覚は重要だなと思う。今は活動停止中。
レディオシャンハイは、すごく自由な感じで、乱暴に言うと、ニューウェーブでダンサンブルなんだけど、ヴォーカルのムキムキ(ムチムチ?)で体毛やたら濃いひとがポリスみたいな格好で登場したり、ああ、なんでもありなんだなっていうか、感情にうそついちゃいけないんだなって思わされた。ライブはとにかく楽しくて見てて目が奪われた。ベースの女のひとがすごくきれいだった。
そしてzymotics!!!!!!!ユーチューブとかで検索してみてよ!ad viceではパンクロックそのものですごくいいんだけど、しばらくしてゴシック?みたいな感じになって、今どうなってるんだろう?天才というか変態というか、とんでもない。
もうボキャブラリーも底をついてきた。最後、private ways.プログレッシヴ?やたら展開の多い曲構成と、しっかりした演奏。もうかたっくるしい感じにしかならない感じなのに、スカスカなパンク、今書いててわかったけど、スカスカなパンクって、空間っていうか、立体的な感じなんだな。立体的な音楽。字面にするととてつもなくダサいけど。

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